つまり『技』とは『心』なのだ、と思う…
素材を練り上げ、磨き込んでいく。私たちの仕事は、マテリアルを感動に変えていくことなのです。
 貴金属工芸品の世界は、元来「職人」による家内制手工業的な産業でした。現会長・大淵武則 もこの業界で技術と感性を磨き上げてきた職人の一人でした。日々研鑽を積む中で、大淵は多くの人に貴金属工芸の世界を知って欲しいとの願いから、昭和30年6月、大淵銀器を創業し、一企業としての活動を開始しました。以来、伝統の世界に近代企業としてのスケールと合理性を導入し、つねに業界のリーディングカンパニーとして歩みを続けています。
 現在、大淵銀器は『考える』を社訓に掲げ、日々の事業を展開しています。市場環境が急速に変化しつつある今日、真にお客様に喜んでいただけるためには、社員一人一人が何をすべきかを考えていこうとの姿勢を表したものです。

みんなが良ければ、私もうれしい。

 とにかく、存分に。フィールドは無限のはずだから。活躍の場はどんどん作ってあげたい。でも、一番大切なのは、喜びを持って働ける職場づくり。そして、それを、みんなで一緒に造り上げていこうという気持ちなのです。狭いといわれれば、広げてあげて、つらいときには、なぐさめる。みんなの会社だから、みんなで良くしていきたい。自分ができること、人にしてあげられることを、ひとりひとりが自覚する。社長は、仕事の喜びを教えてあげるにすぎないのです。わたしは社員をダイヤモンドの原石だと思っています。可能性を信じて、それを磨いてあげることが社長の役割。そして会社は無尽蔵の金鉱。みんなで探せば、いつもきっとキラキラ光る何かを発見できるはず。社長はそのまとめ役だと思っています。一人一人がうれしくて、みんなが良ければ、それがベストな職場環境。それも実は社員全員で造り上げるものだと、私は信じています。



 社長 大淵恒夫
Obuchi Ginki Co.,Ltd.